「健康サポート薬局」の表示がされるようになったことをご存じの方は少ないと思いますが・・
「かかりつけ薬局」と言うのもあります、これは処方箋などを同じ薬局で受け付けてもらうことで若干の金額を上乗せするが継続服用時の問題点を減らそうというものです。
一方、「健康サポート薬局」は近年「調剤薬局」として処方箋受付を主にしている薬局があふれるように増えているのを実感している方も多いと思います。
しかし、今は医師からの薬だけで満足している方は少なく、サプリメントをはじめ様々な健康法なるものを併用している方も実に多いのです。
一般的に「調剤薬局」では機械的に処方箋に応じて調剤はしてくれますが、一般薬や健康食品、その他の相談に応じきれない薬剤師も多くいるのも事実ですね。
「健康サポート薬局」ではこれらの一般薬（OTC薬とも言います）やサプリメント等処方薬以外の相談にも的確に対応できるようにしてほしいというものですね。
そこで、不思議に思うのは「薬局」は本来健康のサポートをするのがその役目ではないのでしょうか？
昔から、いわゆる「相談薬局」などと言われる薬局では特に様々な個々の相談に対して的確と思われるお薬やサプリを紹介し、場合によっては検査を勧めたり、現在服用中のお薬との確認をしたりしています。
本来、医療は個々別々の問題であり、複雑系の最たるものですから、「一般的解」というものがないとも言えます。
「専門医」の不正取得も問題になりました、それも大病院で・・
「専門」てなんですか？一人の医師がいくつもの「専門医」を掲げている方もいます。離島や僻地の医師は専門医を掲げて専門以外は断れるでしょうか、意地悪く考えると専門以外は知りませんということでしょうかね
その不都合を証明するのが、今度は「総合医」ということです。
動物の身体はパーツの寄せ集めでできているものではありません、部分交換してはい終というわけには行きません。
まして、病人は故障箇所と共に大きな不安という病を抱えてしまいます。
これを取り除かない限り「病」は直りません。
では、「薬局」と「健康サポート薬局」は何が違うのでしょうか？
「薬局」も開設許可をもらわないと勝手に仕事はできません。「薬剤師」もそうです。
それとは別に「健康サポート薬局」をあえて掲げるというのは「屋上に奥を重ねる」ということになりませんか・・
「健康サポート薬局」より更に正しく立派なサポートができる普通「薬局」？があちこちにあったら・・・何なのでしょう？