片頭痛患者は増えつつあり、有病者は国内で1,000万人以上と推定一方、「ただの頭痛」と捉えられ、社会的にQOLを著しく低下させる脳神経疾患として認識されにくい。慶應大内科学(神経)専任講師の滝沢翼氏は、そのように片頭痛が誤解される要因として疾患名に症状が付いているためではないかと指摘。適切な治療を受けないと薬剤の使用過多による頭痛(MOH)を引き起こすリスクと警鐘を鳴らす。同氏に、見逃されやすい片頭痛の特徴やMOHリスクの回避策、急性期治療と予防療法で有用性を併せ持つカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬ゲパントの使用の意義などについて聞いた。MEDICALTRIBUNE
*ふみ注:MOH「薬剤使用過多による頭痛(Medication-Overuse Headache)」、鎮痛薬や片頭痛薬(トリプタン等)を使いすぎることで、かえって頭痛の頻度や強度が増してしまう二次性頭痛。